バフェット氏がペトロチャイナ株をさらに売却-9月末保有比率3.1%

米資産家ウォーレン・バフェット氏率いる 保険・投資会社バークシャー・ハサウェイは、中国最大の石油会社ペトロチャ イナ(中国石油)の保有株比率を9月30日時点で3.1%とし、その5日前の

5.44%から縮小した。

米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、バークシャーは9月 末時点でペトロチャイナの香港上場株6億5290万株を保有。ADR(米国預託 証券)はゼロだった。同社は過去3カ月にわたってペトロチャイナ株の保有を 減らしている。

ペトロチャイナの親会社は、ダルフール地方での集団虐殺を政府が支援し たと米国から非難されるスーダンで油田開発に携わる外国企業の最大手である ことから、人権擁護団体はバフェット氏にペトロチャイナ株の売却を要請して いる。ただ、バフェット氏はバークシャーの株主からの売却要請について、効 果のないものだと拒否しており、5月の年次株主総会でも否決されていた。バ ークシャーの広報担当のジャッキー・ウィルソン氏はコメントを控えている。

ペトロチャイナ株は10日の香港市場で前日比2.1%高の14.58香港ドルで 終了。同社株は年初以降32%上昇しており、10月2日には過去最高値14.94香 港ドルを付けていた。バークシャーは2003年4月に1株当たり1.70香港ドル 弱でペトロチャイナ株を購入。バークシャーの年次報告書によると、昨年末時 点では33億米ドル(約3865億円)相当を保有し、中国政府を除くと筆頭株主 だった。

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