米クライスラーとUAW、労働協約で暫定合意-ストは6時間で終結

全米自動車労組(UAW)は10日、自動 車大手クライスラーと労働協約で暫定合意に達したと発表した。これによって ニューヨーク時間同日午前11時(日本時間11日午前零時)に開始されたスト ライキは約6時間で終結した。

クライスラーでのストは、過去10年で初めてだった。同社の経営権は現 在、米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントにある。労働協約改定 をめぐっては、米最大手のゼネラル・モーターズ(GM)でも9月に2日間、 ストが行われた。

UAWのロン・ゲッテルフィンガー委員長は、クライスラーの労働協約に ついて、退職者向け医療費を管理する基金設立の見返りに雇用を保障するなど の項目を含め、先のGM合意に沿った形にしようとしていた。

クライスラーのトム・ラソーダ社長は発表資料で、新協約はUAWがGM と合意した内容に「一致している」とし、退職者医療費の基金設立も盛り込ま れていると指摘。「長期的な競争力を高める枠組みを提示することにより、ク ライスラー従業員と会社側のニーズを均衡させている」と述べている。

UAWによると、クライスラーの労働者による労働協約の批准投票が終了 するまで、合意内容の詳細の公表は控えられる。

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