米レッグ・メイソン:筆頭株主のアクサが出資比率下げ-運用成績不調で

【記者:Christopher Condon】

10月10日(ブルームバーグ):米資産運用会社レッグ・メイソンの筆頭株主 である仏保険大手アクサはレッグ・メイソンの持ち株比率を8.9%と、これまで の14%から引き下げた。ファンドの投資収益率が標準を下回っているうえ、資 金流出に見舞われていることが背景にある。

米証券取引委員会(SEC)に10日提出された届出書によると、アクサは レッグ・メイソン株1140万株を保有している。ブルームバーグの調べによると、 以前は1850万株を保有していた。

ビル・ミラー氏が運用を担当する、レッグ・メイソンで最も有名なファンド 「レッグ・メイソン・バリュー・トラスト」(運用資産192億ドル=約2兆 2500億円)は年初来の運用成績がプラス6.5%で、S&P500種株価指数のリタ ーン(12%)に出遅れている。同ファンドのリターンは2006年まで15年間連続 でS&P500種を上回っていた。ファイナンシャル・リサーチによると、レッ グ・メイソンのファンドからは1-8月に31億ドルの資金が流出した。

フォックスピット・ケルトンのアナリスト、ロジャー・スミス氏はレッグ・ メイソンの見通しについて「依然として良くない」と語り、「実際に運用成績を 上げる必要があるが、今後どうやってそれを実現するのか私は分からない」と述 べた。

レッグ・メイソンの株価は前日比62セント安の86.42ドルで終了した。年 初来の騰落率はマイナス9.1%。