米国株投資マインド:楽観派割合60.2%、05年12月以来の高水準

米ニューズレターのインベスターズ・イン テリジェンスが実施した投資アドバイザー最新調査によると、米株式相場に対す る楽観派(強気派)の割合は先週、S&P500種株価指数の最高値更新を受け、 2005年12月以来の高水準となった。

同調査によると、10月5日終了週の楽観派の割合は60.2%で、9月28日終 了週の56.5%から上昇。7週連続の楽観派割合増加となった。一方、悲観派(弱 気派)の割合は21.5%と、前週の25%から減少した。

インベスターズ・インテリジェンスは、楽観派の増加は相場下落を示唆する 可能性があるとみる。編集者のマイク・バーク氏とジョン・グレイ氏は「直ちに 相場が暴落することを意味するわけではないが、警戒を高めることが求められて いることは確かだ」と指摘した。

一部のテクニカル・アナリストは、投資マインドを逆張り指標とみなしてい る。強気派が増加するのは、株式相場に強気な投資家が既に株式の購入を済ませ ている段階であるため、相場下落の前触れである可能性があるという。

先週はS&P500種が2%上昇し、最高値1557.59を付けた。雇用増加を受 けて、住宅ローン問題による米経済のリセッション(景気後退)入りの懸念が緩 和されたことが背景にある。

強気派割合は8月17日終了週に今年最低となった後19.6ポイント上昇した。 株式相場が向こう1年間で10%下落し「調整」するとの見方は18.3%と、前週 の18.5%から減少した。