クライスラー、労働者の大半がスト決行-労働協約で合意できず

米自動車大手のクライスラーでは、 全米自動車労組(UAW)との新規労働協約交渉で合意に達しなかった ことを受け、工場労働者の大半がストライキを決行した。

UAWのメモによると、UAWが代表する工場のうち5工場を除き 全工場で、合意期限の米東部時間午前11時にストが開始された。関係者 の話によると、ストライキ突入後も両者の交渉は続いている。

UAWとの労働協約をめぐりストを決行した自動車メーカーはGM に続き2社目。9月26日にはUAWとGMは新たな労働協約で合意に達 し、GMでの2日間に及んだストは解除された。

オートモーティブ・コンサルティング・グループのプレジデント、 デニス・ビラグ氏はスト決行前に、「双方ともに要求を堅持している」 と話していた。さらに、クライスラーは株式非公開会社として「非常に コストを重視している。同社の最終目標はコスト削減だ」と指摘した。

クライスラーでのUAW組合員のストは10年ぶり。UAWのロン ゲッテルフィンガー委員長はGMの新労働協約に近い線で、クライス ラーとの合意を求めている。

クライスラーの広報担当者ミシェル・ティンソン氏ならびにUAW の広報担当者ロジャー・カーソン氏はいずれもコメントを求める電話メ ッセージに返答していない。

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