ドバイにパナマ運河並みの運河が出現へ-全長75キロの「アラビア運河」

アラブ首長国連邦(UAE)を構成するドバ イ首長国は110億ドル(約1兆3000億円)をかけた開発プロジェクトで、パナ マ運河に比肩するような大運河を建設する計画だ。全長75キロの運河の建設で、 ウォーターフロントを急拡大させる。

国有のドバイ・ワールド傘下のリミットレス社は12月に、「アラビア運河」 の建設を開始する。ドバイ首長国にとって過去最大のプロジェクトとなる。

ドバイは石油・ガス輸出で得た潤沢な資金を、世界一高いビル「バージュ・ ドバイ(ドバイの塔)」建設などの大規模プロジェクトに投じている。アラビア 運河は幅150メートルで、完成させるには1日に100万立方メートルの土砂を 3年間、掘り続ける必要がある。

リミットレスの開発責任者、イアン・レイン氏は9日の電話インタビュー で、「技術的な難しさではパナマ運河に匹敵するだろう」と話し、「砂漠の中に 海辺を誕生させ、そうしなければできないような開発をしようとしている」と 語った。同氏によれば、プロジェクトには最大10社の国際的建設会社の参加が 必要になる。

ドバイには自然の海岸線が72キロあるが、運河建設や砂漠に島を造成する ことで、海岸線を500キロ以上延長する計画。同じドバイ・ワールド傘下のナ キール社が現在建設中のヤシの木型の3つの島は、世界最大の人工島だという。

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