円相場のセンチメント、過去3カ月で最も弱気-オプション市場

米国の利下げによって世界経済に対する 投資家の信頼感が回復し、リスク資産への需要が拡大するなか、円相場に対する オプション・トレーダーのセンチメントが過去3カ月で最も弱気になっている。

トレーダーのセンチメントを反映するいわゆる「リスク・リバーサル・レ ート」。1カ月物ドル・円オプションの同レートは9日、マイナス1.7%とな り、ブルームバーグが集計を始めた2003年10月以降の最低(8月17日に記 録したマイナス6.5%)からマイナス幅が4.8ポイント縮小した。同縮小は、 円のコール・オプション(買う権利)より、同プット・オプション(売る権利) に投資する意欲が強まったことを示す。

投資家が円売りを再開した背景の1つは、円で借り入れた資金を高金利通 貨に投資する「円キャリー取引」の復活。同投資戦略は、世界的な信用コストの 高まりに伴い、投資家がリスク資産を敬遠したのを受け、一時、解消の動きが広 がっていた。

三菱東京UFJ銀行の為替ストラテジスト、リー・ハードマン氏(ロンド ン在勤)は「ドル・円オプションのリスク・リバーサル・レートの動きは、リス ク許容姿勢が全般的に高まっていることを反映している」と説明。「キャリー取 引の持ち高が、再び慎重に積み上げられつつある」との見方を示した。

-- Editor: M. Tannenbaum

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