産金の米ニューモント:加ミラマー買収で合意-15億カナダ・ドル規模

産金世界2位の米ニューモント・マイニン グは9日、カナダの同業、ミラマー・マイニングを現金約15億カナダ・ドル(1789 億円)で買収することで合意したと発表した。減少している貴金属埋蔵量の押 し上げが狙い。

ニューモントの発表資料によれば、同社のミラマーに対する1株当たり

6.25カナダ・ドルの買収提示額は、5日の株価終値を20%上回り、ミラマー の取締役会の支持を得ている。また、買収資金に充てる13億米ドル(約1523 億円)のローンの引き受けは、米銀大手のJPモルガン・チェースとシティグ ループが担当する。

ニューモントのリチャード・T・オブライエン最高経営責任者(CEO) は、競合するバリック・ゴールドやゴールド・フィールズと同様に、同業他社 の買収を進めている。埋蔵量押し上げと生産増加により、1981年以来の高値と なっている金の価値を利用する考えだ。世界の生産減少と下落しているドルの 代替投資先になっていることを背景に、金相場は6年連続で上昇している。

9日のトロント株式市場で、ミラマーの株価終値は1.09カナダ・ドル (21%)高の6.28カナダ・ドル。同社株の投資判断について、アナリスト10 人中、5人が「買い」、2人が「ホールド」、3人が「売り」としている。同日 のニューヨーク市場で、ニューモントの終値は1.19ドル(2.7%)高の46.02 ドルだった。