アジア株が最高値、米雇用統計を好感-資源やハイテク株が高い

週明けのアジア株相場は上昇し、指標のモル ガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)アジア太平 洋(日本除く)指数は過去最高値に達した。先週発表された9月の米雇用統計 で、非農業部門雇用者数が予想を上回る伸びになったのを受け、米国のリセッ ション(景気後退)入り懸念が弱まった。

世界最大の鉱山会社BHPビリトンなど資源株が上昇。米国の個人消費は 拡大し続けるとの観測を背景に、台湾の鴻海精密などハイテク株も高い。

中国のCSI300指数は、今月初めての取引で新高値を記録。国慶節の祝日 の小売売上高が大幅に伸びたと伝えた国営放送の報道が好感されている。

コモンウェルス・プライベート・バンクのファンドマネジャー、レスリー・ ファン氏は「米雇用統計はすべてが良い内容であり、米経済のソフトランディ ング(軟着陸)シナリオを裏付けた。投資家が最も期待しているシナリオだ」 と指摘。「市場の見通しは非常に前向きであり、アジアの成長見通しも健在だ。 世界経済が順調に推移し続ければ、アジア企業も好調さを維持することになる」 と語った。

日本時間午後3時25分現在、MSCIアジア太平洋(日本除く)指数は前 週末比1.3%高の555.05と、10月2日に記録した終値ベースの最高値(549.66) を上回る水準。業種別指数は10種中9種が上昇した。

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