8月の米製造業受注:前月比3.3%減、輸送機器除くと1.7%減

米商務省が4日発表した8月の製造業受 注額は前月比3.3%減と、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト 予想中央値の2.8%減よりも悪化した。輸送用機器を除く受注は1.7%減(前 月は1.7%増)となった。7月の製造業受注額は3.4%増と速報値の3.7%増 から下方修正された。

米国大和証券のチーフエコノミスト、マイケル・モラン氏は「ここ数カ月 にわたる金融市場の波乱が恐らく受注手控えの一因になっている」と述べた。

全体の半分超を占める耐久財受注は前月比4.9%減(前月5.9%増)とな った。商務省が先週発表した8月の速報値と一致した。

民間航空機と自動車の受注が落ちたことが影響した。変動の大きい民間航 空機受注は40%減(前月13%増)となった。自動車および同部品の受注は

8.5%減と2002年12月以来の大幅な減少率となった。

建設用機械、金属、軍事用通信機器も減少した。航空大手の米ボーイング は8月に75機を受注、前月の149機からほぼ半減した。

設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財受注は前月比0.5% 減となり、速報値の0.7%減から上方修正された。7月は0.9%増だった。

国内総生産(GDP)の算出に使用される同項目の出荷は1%増加(前 月はほぼ変わらず)した。