福田首相:北朝鮮核施設の年内無能力化を評価-6カ国協議合意で(2)

福田康夫首相は4日午前の参院本会議で、北 朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が、非核化に向けた「次の段階の措置」とし て、北朝鮮による年内の寧辺の核関連3施設の無能力化と全核計画の申告で合 意したことについて、「北朝鮮の非核化に向けた年内の行動が明確になったこと は評価し得る」と述べた。

また首相は、合意文書に「日朝国交正常化の早期実現のために、具体的な 行動を実施していくことが明記されたことなども評価し得る」と言明。その上 で、「今後、合意に基づいて具体的な行動が実施されることを期待する」と語っ た。

さらに首相は、北朝鮮による日本人拉致問題に関しては、「すべての拉致被 害者の一刻も早い帰国を果たし、不幸な過去を清算し、国交正常化を図るべく 最大限の努力を行う」と言明。併せて、「拉致問題の進展が見られない現状で、 エネルギー供給に参加しないという方針に変更はない」と語り、現時点で6カ 国協議の合意事項である北朝鮮向けの重油支援に日本が加わらないという従来 方針をあらためて示した。

民主党の輿石東参院議員会長、自民党の山崎正昭参院幹事長への答弁。

中国外務省は3日、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の合意文書を発表 した。北朝鮮は12月31日までにすべての核計画の完全な申告を実施するとと もに、寧辺の核施設の無能力化を完了することで合意した。

--共同取材:Allen T. Cheng and Heejin Koo Editor:Ushiroyama(okb/ )

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