英中銀、4日の金融政策委で金利据え置きへ-ノーザン・ロック騒動で

ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト 調査によると、イングランド銀行は企業の借り入れコスト上昇や中堅銀行ノー ザン・ロックの取り付け騒ぎによる景気への影響を見極めるため、4日の金融 政策委員会(MPC)で政策金利を据え置く見通しだ。

ブルームバーグ調査では、4日に終了するMPCで政策金利が現行5.75% で据え置きになると予想したのは、回答者60人中59人だった。同中銀はロン ドン時間正午(日本時間午後8時)に政策決定を発表する。

短期金利の急上昇やノーザン・ロックの取り付け騒ぎによる英経済への影 響を阻止しようと英中銀が融資基準を緩和してから、MPCが開催されるのは 今回が初めて。約1世紀ぶりの銀行取り付け騒ぎは、経済成長やインフレの見 通しを曇らせている。

大和証券SMBCヨーロッパのエコノミスト、グラント・ルイス氏は「短 期金融市場の問題や経済成長のリスクを考慮すると、利上げは望ましくないだ ろう。しかし、利下げの強い根拠となる1つの指標もない」とし、「来年半ば までは金利は据え置きだろう」と語った。

英中銀の政策金利は主要7カ国(G7)の中では最高。米金融当局は9月 18日、信用収縮は景気を阻害しかねないとして政策金利を0.5ポイント引き下 げ4.75%とした。エコノミスト調査によると、回答者55人中54人は欧州中央 銀行(ECB)が4日に開く政策委員会で政策金利を4%に据え置くと予想し ている。