マイクロン6-8月:3期連続赤字、供給過剰などの影響で-株価下落

半導体メモリーで米最大手のマイクロン・ テクノロジーが2日発表した2007年6-8月(第4四半期)決算は、生産コス ト上昇や供給過剰による値下げを受け、3期連続の赤字となった。

発表によると、純損益は1億5800万ドル(1株当たり21セント)の赤字。 前年同期の6400万ドル(同8セント)の黒字から悪化した。売上高は前年同期 比4.7%増の14億4000万ドル。

マイクロンは製品アップグレードや新しい市場への参入に取り組むことで、 半導体製造装置への支出が過去1年間で2倍以上に増加している。パソコン向け 半導体事業を収支とんとんまで持っていくことを目指すマイクロンは、約1000 人の人員削減を実施したが、供給過剰を受けて製品を値上げできなかった。

シンクエクイティ・パートナーズのアナリスト、ロバート・バールソン氏 は決算発表前に「半導体価格は8月に安定したが、9月に再び悪化した」と指摘 していた。

ブルームバーグ・ニュースのまとめでは、アナリストは一部項目を除いたベ ースで1株当たり23セントの赤字を予想していた。

決算は米株式市場の通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、 34セント安の11.45ドルを付けた。ニューヨーク時間午後4時(日本時間3日午 前5時)の株価は前日比44セント高の11.79ドルだった。年初来騰落率はマイ ナス16%。