8月の米中古住宅成約指数、2.1%低下し過去最低へ-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関30社を対象に実施した調査の予想中央値によると、2日に発表される8月の 中古住宅販売成約指数は前月比2.1%低下し、2001年の統計開始以来最低とな ったもようだ。住宅不況がさらに続く新たな兆しと受け止められそうだ。7月 は12%低下していた。

8月の信用収縮問題を受けた融資基準の厳格化や借り入れコストの上昇を 受け、住宅販売の悪化が見込まれており、不動産不況は2008年も続きそうだ。 エコノミストらは、住宅不況による景気失速を回避するため、追加利下げが必 要だろうとみている。リーマン・ブラザーズ・ホールディングスのエコノミス ト、ミシェル・マイヤー氏は、「住宅不況はまだ終わりそうにない」と述べ、 「住宅建設は来年末まで景気の足かせになる可能性が高い」と指摘した。

中古住宅販売成約指数は、全米不動産業者協会(NAR)がニューヨーク 時間午前10時(日本時間午後11時)に発表する。ブルームバーグ調査の予想 レンジは前月比4.7%低下から同3.4%上昇まで。

NARは中古住宅販売契約についてのデータを01年1月から集計しており、 05年3月から指数を発表している。同指数は売買契約の署名について集計した 統計であるため、先行指標と考えられている。NARが発表している中古住宅 販売件数は、主に売買手続きが完了した時点での件数で、通常契約署名から1、 2カ月後になる。