マンハッタンの集合住宅価格、7-9月期2.3%上昇-高級物件好調

ニューヨーク市マンハッタンの集合住宅 価格(中央値)は2007年7-9月(第3四半期)に2.3%上昇し、86万4400 ドル(約9970万円)となった。富裕層による百万ドルを超える大型高級コン ドミニアムの購入が相次いだ。

不動産情報会社レーダー・ロジックの2日のリポートによれば、マンハッ タンのコンドミニアム価格(中央値)は前年同期比で5.2%上昇し、112万ド ル。コープの価格は2.4%下落し66万8500ドル。

マンハッタンの住宅市場は、ボーナスを支給された人や海外投資家が価格 を押し上げていることから、住宅不況のあおりを受けておらず、全米でも堅調 さが目立つ。ただ、41万7000ドルを超える住宅ローンのコストが高くなりつ つあり、ウォール街幹部の給与も減少が見込まれているだけに、こうしたトレ ンドが変化する可能性もある。

ニューヨークの不動産ブローカー、ブラウン・ハリス・スティーブンスや ハルステッド・プロパティーなどを傘下に置くテラ・ホールディングスのチ ーフエコノミスト、グレゴリー・J.ハイム氏は、「現状では、不確実性が高 い」と述べた。

バンクレート・ドット・コムによると、ジャンボ住宅ローンの30年物固 定金利は8月に7.18%と、約6年半ぶりの高水準となった。50万ドルの住宅 ローンの先月の月額コストは3380ドルと、昨年の3033ドルから11%増加し た。