財務相:社会保障の安定的財源確保に向け与党内で協議機関設置を(2)

額賀福志郎財務相は1日夕、首相官邸で福田 康夫首相と懇談し、2009年度までの基礎年金の国庫負担引き上げに伴う財源確 保を含む社会保障と税体系の見直しについて、自民党内や与党間で協議機関を 設置して議論したうえで、与野党協議に持ち込む方針を示した。

財務相は官邸で記者団に対し、「社会保障と安定的な財源確保について「こ の秋以降議論していかなければならない。自民党や与党間でまず議論の場をつ くらせていただきたい」と首相に提言したことを明らかにした。そのうえで、「国 会は衆参がねじれている。国会の場で与野党間の協議会をつくり、安定財源の 確保の議論をしていかなければならない」との考えを示した。これに対し、首 相はしっかり議論してほしいと述べたという。

額賀財務相は同日夜、自民党本部に谷垣禎一政調会長を訪ね、早急に協議 機関を設置するよう申し入れた。財務相は党本部で「党で社会保障や財源問題 について協議すると同時に、与党でも話ができるようにしてほしい」と要請す るとともに、最終的には政府・与党協議で調整する考えを伝えた。