9月の米ISM製造業景況指数:52.0に低下、過去6カ月間で最低(3)

米供給管理協会(ISM)が1日に 発表した9月の製造業景況指数は52.0と、過去6カ月間で最低水準に鈍 化した。前月の52.9からも低下、ブルームバーグ・ニュースがまとめた エコノミスト予想中央値(52.6)も下回った。住宅市場の低迷が経済の 他部門にも波及しているとの懸念が強まった。同景況指数で50は景気の 拡大と縮小の境目を示す。

住宅市場の一段の低迷で建設機器に対する需要が弱まっている。海 外の一段と強い景気の伸びやドル安で輸出が拡大しており、製造業部門 の拡大維持に役立っている。輸出指数は54.5と前月の57.0を下回った が、なお堅調を持続した。生産指数は54.6(前月56.1)。新規受注指数 は53.4(前月55.3)。

ドイチェ・バンク・セキュリティーズ(ニューヨーク)のエコノミ スト、カール・リカドンナ氏は「製造業部門は様子見状態にある」と指 摘。さらに、「住宅市場がその主因の一つだ。これは伸び悩んでいる生 ぬるい景気動向とも一致している」と述べた。

雇用指数は51.7と前月(51.3)をやや上回った。仕入価格指数は

59.0(前月63.0)。在庫指数は41.6(前月は45.4)に低下した。受注 残指数は51.0と前月(50.5)を上回った。