百貨店5社:9月売上高は大丸など増収、セール効果-残暑響く(2)

百貨店大手の高島屋、三越、伊勢丹と大丸、 松坂屋を傘下に持つJ.フロントリテイリングが1日、9月の売上高(速報ベー ス)を発表した。残暑が厳しく、秋物商品の伸び悩みが各社とも響いたが、改装 効果の続いている伊勢丹、統合記念セールが寄与した大丸、松坂屋は好調だった。 一方、三越と高島屋は減収となり、明暗を分けた。

伊勢丹の全店売上高は前年同月比0.9%増。連結売上高の3割超を占める本 店(東京・新宿)は1.2%増だった。食品売り場の改装効果などで入店数が引き 続き伸びた。大丸は同1.2%増、松坂屋は同4.2%増。統合記念セールが奏功し たほか、東京店は新店移転前の売りつくしセールで3割増しとなった。

一方、三越は同5%減。婦人衣料を中心に秋物が振るわず、全体を押し下げ た。高島屋は同4.4%減だった。特に紳士服が同10.6%、婦人服が同12.4%と 大きく落ち込んだ。宝飾品など高級品の動きも鈍かった。