マディソン・ディアボーンが最高のレバレッジ活用-米国のPE投資

プライベートエクイティ(PE、未公開株) 投資会社は、他人資本を活用し富を築いてきたが、資金の貸し手側の慎重姿勢 がここにきて強まっている。

史上最大の企業買収ブームに積極的に資金を貸し出してきた投資家は今や、 そこから抜け出そうと必死だ。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプ ライムローン)を発端とする問題が7月遅くに信用市場で大きな影響を与えて 以降、買収相手の資産を担保として買収資金を借り入れるレバレッジド・バイ アウト(LBO)を利用するPE投資会社に対し、多くの資金の出し手は貸し 出しを控えている。リスクの高いLBO案件を敬遠する格好だ。

ブルームバーグのデータによれば、2005年1月1日から今年9月12日まで の米国での企業買収で、PE投資の世界最大手10社は買収対象企業の年間EB ITDA(金利・税金・償却前利益)の平均9.54倍の資金を借り入れていた。

マディソン・ディアボーン・パートナーズが平均11.82倍と、最も高いレ バレッジでの資金調達を実施していた。2位は米プロビデンス・エクイティ・ パートナーズで10.97倍、3位はブラックストーン・グループで10.60倍。

倍率の高い上位10社は以下の通り。

順位   企業名                                   倍率
1.  マディソン・ディアボーン・パートナーズ           11.82
2.  プロビデンス・エクイティ・パートナーズ           10.97
3. ブラックストーン・グループ                       10.60
4. トーマス・H・リー・パートナーズ                 10.29
5. カーライル・グループ                              9.61
6. ゴールドマン・サックス・グループ                  9.51
7. アポロ・マネジメント                              9.06
8. TPG                                            8.22
9. ベイン・キャピタル                                7.81
10.  コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)        7.52

注)05年1月1日から07年9月12日までの期間で、1億ドル(約115億円) を超え、統合の合意に達した米国での買収案件が対象。

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