富士通:台湾ナンヤとの半導体特許訴訟で勝訴-東京地裁判決(2)

富士通は30日、台湾の半導体メーカーのナン ヤ・テクノロジー(南亜科技)日本法人による半導体特許侵害をめぐる訴訟で、東 京地方裁判所が同日、富士通勝訴の判決を下したと発表した。

富士通は2005年8月、保有するDRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込 み読み出しメモリー)関連の特許をナンヤが侵害しているとして、日本ナンヤ・テ クノロジーを提訴。当該DRAM製品の日本への輸入販売差し止めと、1億円の損 害賠償を求めていた。

判決を受けて、ナンヤのトミー・クオ財務最高責任者(CFO)はブルームバ ーグ・ニュースの取材に対し「日本の裁判所なので、富士通に有利な判決が出たの は当然のこと。北米でのDRAM特許訴訟はまだ結論が出ていない」とした上で、 控訴するかどうかはコメントを控えた。

一方の富士通は「知的財産権は重要な経営資源。侵害されれば、適切な対応を 取る。仮執行するかどうかは適切に判断するが、当社の主張が認められたことを歓 迎したい」(山田悦朗広報IR室長)としている。

富士通の30日終値は、前日比15円(2.1%)高の744円。