【注目株】NTTドコモ、富士通、常陽銀、竹内製、モロゾフ、日清紡

31日の材料銘柄は以下の通り。

NTTドコモ(9437):多機能携帯電話「スマートフォン」2機種を2008 年1-3月期に発売する。1機種は富士通製で、もう1機種は台湾の宏達國際 (ハイテック・コンピューター、HTC)製。

富士通(6702):台湾の半導体メーカーのナンヤ・テクノロジー(南亜科 技)日本法人による半導体特許侵害をめぐる訴訟で、東京地方裁判所が30日、 富士通勝訴の判決を下した。富士通は、保有するDRAM(記憶保持動作が必 要な随時書き込み読み出しメモリー)関連の特許をナンヤが侵害しているとし て、侵害行為の差し止めと損害賠償を求めていた。

住友重機械工業(6302):国土交通省は30日、住友重機械工業製の減速 機を使用した一部エレベーターの鋼車軸に強度不足があると、同社や業界団体 から報告を受けたと発表した。同社製の減速機を使用したエレベーターで3月 16日に鋼車軸の折損事故が発生したことを受けて検証したところ、現在までに 74台のエレベーターについて安全上支障があるとの報告を受けたとしている。

常陽銀行(8333):英系投資ファンドのシルチェスター・インターナショ ナル・インベスターズが常陽銀行の発行済み株式総数の5.04%を取得していた ことが大量保有報告書で明らかになった。シルチェスターはその一方で、山武 (6845)株式の保有比率を同5.93%から4.86%に引き下げる変更報告書(大 量保有報告書)も提出した。

学習研究社(9470):元村上ファンド社員の高坂卓志氏が取締役を務める エフィッシモ・キャピタル・マネジメント(シンガポール)が、学習研究社株 式を1%以上買い増し、発行済み株式総数の15.57%を保有していることが明 らかになった。

竹内製作所(6432):今期(08年2月期)の業績予想を上方修正し、連結 純利益は前期比16%増の70億円。従来は54億円と減益を見込んでいた。欧州 の建設投資の増加によってミニショベルや油圧ショベルの需要が伸びているう え、円安が収益を押し上げる。

モロゾフ(2217):通期(08年1月期)の単体純利益予想を前期比2.5倍の 7億円と従来計画から1億円引き上げた。7月中間期は、バレンタインやホワ イトデー商戦での多彩なブランド戦略が奏功したうえ、販売拠点の拡充で売上 高が伸長。カカオ類など原材料費の上昇があったものの、業務の効率化で経常 利益はこれまでの予想を44%上回る前年同期比95%増の6億5000万円に膨ら んだもよう。下期も主力商品やイベント商品を強化して収益拡大を目指す。

日清紡(3105):100億円を上限とする自社株買いを実施すると発表した。 取得株数の上限は700万株で、発行済み株式数の3.53%に相当する。期間は8 月31日から10月31日まで。また古河電気工業(5801)も50億円を上限とす る自社株買いを発表。上限株数は発行済み株式数の1.4%に相当する1000万株。

東芝(6502):グループ会社の東芝機械(6104)の発行済み株式総数の

13.3%に相当する2224万株を、証券会社を通じたブロックトレードにより9 月末まで売却すると発表した。売却見込み額は約200億円。持ち分比率は

33.4%から20.1%に低下するが、持ち分法適用会社の関係を維持する。

パーク24(4666):第3四半期(06年11月-07年7月)の連結純利益は 前年同期比1.4%増の53億円。時間貸駐車場の「タイムズ」の総運営台数は同 29%増の19万7751台と伸びた。ただ、新規開発の強化により、集客力向上の ための運営施策の遅れが影響し、利益の伸びは低かった。

積水ハウス(1928):07年7月中間期の連結純利益は前年同期比37%減 の287億円。戸建住宅の販売が伸び悩んだうえ、都市開発事業でオフィスビル の売却益が減少したことが要因。通期予想を変更。売上高は前期比4.6%増の 1兆6700万円と、従来予想比500億円の減額修正。一方、営業利益は前期比

5.8%増の1180億円、純利益が同4.5%増の655億円と従来予想を据え置いた。

佐渡汽船(9176):6月中間期の連結純損益は2億9100万円の赤字とな り、従来予想より1億1200万円悪化した。観光客の減少傾向に歯止めがかか らず、輸送人員、車両航送台数などが計画を下回った。過年度従業員給与を特 別損失に計上したことも響く。新潟県中越地震の影響による予約取り消しも発 生したことで、通期(12月期)業績予想を下方修正。純利益は従来予想6億 2100万円から2億2600万円に減額した。

ブルドックソース(2804):買収防衛策を導入すると発表。今回の買収防 衛策は特定の買収者を対象としたものではなく、今後、可能性として考えられ る買収行為に対するもの。同日開いた取締役会で決議した。同社の買収防衛策 は、スティール・パートナーズによるブルドックへの敵対的TOBの経験を踏 まえて導入されたもので、発行済み株式の20%超の買付けがある場合を想定し ている。

石川島運搬機械(6321):通期(08年3月期)の単体純利益予想を前期比 75%増の9億5000万円と従来予想から1億円増額した。親会社のIHI (7013)からの事業統合により譲り受けた運搬機械、機械式駐車場装置事業が 好調。統合効果や好調な国内の受注環境も収益拡大をもたらす。配当は1株当 たり年14円と従来予想と比べ4円増配。前年実績は10円だった。

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