中国株(終了):反発、工商銀を中心に銀行株が高い-大秦鉄路も上昇

中国株式相場は反発。時価総額で中国最大 の銀行、中国工商銀行が銀行株の上げを主導した。マカオの誠興銀行の経営権を 取得するとの発表が手掛かりとなった。

国泰基金管理で18億ドル相当の資産運用に携わる范迪釗氏(上海在勤)は、 工商銀の発表について「銀行にとって重要なトレンドの始まりであり、投資家は 好感している」と述べ、「中国の銀行は海外で買収を行う資金を大量に保有して いる」と指摘した。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は、前日比69.41ポイント(1.3%)高の5241.23で終了。前日は

1.5%下落していた。上海証取のA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総 合指数は前日比1.1%高の5167.88。深セン証取のA・B両株に連動の深セン総 合指数は2%高の1439.80。

金人慶財政相の辞任はほとんど影響しなかった。中国国務院は30日、金財政 相が「一身上の都合」で辞任したと発表した。ただし、後任を明らかにしていな い。

工商銀(601398 CH)は0.09元(1.3%)高の6.80元。米シティグルー プが出資する上海浦東発展銀行(600000 CH)は1.08元(2.1%)高の52.96 元。同国初の民間銀行、中国民生銀行(600016 CH)は0.47元(2.8%)高の

17.10元。

一方、石炭輸送で国内最大手の鉄道会社、大秦鉄路(601006 CH)は0.32 元(1.9%)高の17.43元。国内2位の上場家電会社、広東美的電器(000527 CH)は1.29元(3.6%)安の34.50元。