8月の独Ifo景況感指数105.8、3カ月連続低下-予想は上回る(2

ドイツのIfo経済研究所が28日発表した 8月の企業景況感指数(2000年=100)は105.8と、3カ月連続の低下となった。 信用収縮が経済成長見通しに影響した。前月は106.4だった。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト36人の調査中央値では

105.4への低下が見込まれていた。

米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題に端を発した信用 不安に加え、ユーロ圏経済に勢いが失われ始めたことから、企業の借り入れが困 難になるとの懸念が広がった。8月はドイツの投資家信頼感が8カ月ぶりの低水 準となり、ユーロ圏の製造業とサービス業は伸びが鈍化した。

コメルツ銀行のエコノミスト、マシアス・ルビシュ氏(フランクフルト在 勤)は、「金融市場の混乱が長く続けば続くほど、企業経営者の景況感を押し下 げるだろう」と指摘した上で、「景況感の低下が続けば企業は投資を控えること から、成長へも悪影響が及ぶ」と予想した。

Ifoの調査は今月3-27日に実施された。Ifoのエコノミスト、ゲル ノート・ネルブ氏によれば、回答の半数は、米金融当局が公定歩合を引き下げた 17日以降に届いたという。

金利先物の動向は、ECBが年内に少なくとももう1回利上げすると投資家 が見込んでいることを示している。28日の3カ月物EURIBOR金利先物 (12月限)は4.39%と、1日の4.48%から低下している。

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