Gウィル:コムスンの施設介護事業譲渡でニチイ学館と協議開始(3)

グッドウィル・グループは27日、子会社 コムスンの施設介護事業(老人ホーム)をニチイ学館に譲渡することで協議を 開始すると発表した。コムスン第三委員会がニチイ学館を選定したとしている。 第三者委員会は今後、Gウィルの在宅系介護サービス(訪問介護事業)につい ての最終審査を継続する。

第三者委員会がニチイ学館を選定した理由として、①おおむねすべての都 道府県で介護事業を実施しており、全国に分布する各譲渡対象事業所を安定し て運営していくために必要な管理能力が他社に比べて高いと認められる、②従 業員数などの状況からみて、事業承継時に欠員が生じた場合でも迅速に必要な 人員を補充し、サービスを継続できる能力が他社に比べて高い――などを挙げ ている。

コムスンの譲渡先に関しては、訪問介護事業について延べ664件、老人ホ ームは73件の応募があり、ニチイ学館のほか居酒屋や介護事業を手掛けるワ タミなども名乗りを挙げていた。

ニチイ学館は同日、取締役会を開きコムスン第三者委員会からの通知を応 諾することを決議したと発表した。報道資料によれば、コムスンからの譲渡対 象となっているのは、「コムスンのほほえみ事業」(施設数183カ所)、「コ ムスンのきらめき事業」(同18カ所)、「コムスンホーム事業」(同8カ 所)。

Gウィルの終値は前週末比550円(2.6%)高の2万4000円、ニチイ学館 は制限値幅いっぱいのストップ高水準となる300円(19%)高の1865円で3 万5400株の比例配分。