NY原油(27日):3日続伸、統計控えガソリン在庫に減少観測

ニューヨーク原油先物相場は3営業日続 伸。終値ベースで15日以来の高値を付けた。米国のガソリン在庫が4週連続 で減少したとの思惑から買いが優勢になった。

ブルームバーグがアナリスト9人を対象に実施した調査によると、24日に 終わった週のガソリン在庫の予想中央値は前週比210万バレル減少だった。夏 季には原油相場はガソリンにつれる傾向が強い。米国のサブプライム(信用力 の低い個人向け)住宅ローン問題が景気減速やエネルギー需要の減退につなが るとの見方を受け、朝方は軟調に推移する場面もあった。

アラロン・トレーディング(シカゴ)の商品トレーダー、フィル・フリン 氏は「午後、原油は明らかにガソリン高につれて上昇した。8月に入り、サブ プライム問題でエネルギー需要が減少するとの懸念からガソリンは売られてい た。しかし前週の数値が記録的な需要を示したことから分かるように、こうし た懸念は恐ろしいほどに行き過ぎだった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物10月限は 前週末比88セント(1.24%)高の1バレル=71.97ドルで終了した。過去3 営業日での上昇率は合計3.9%となった。1年前との比較では0.7%安。