7月の米中古住宅販売は5カ月連続で減少、年率570万戸か-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関70社を対象に実施した調査によると、27日に発表される7月の米中古住 宅販売件数は前月比0.9%減の年率570万戸(予想中央値)と5カ月連続で減 少し、2002年10月以来の低水準になったもよう。信用市場混乱の引き金とな った米住宅セクター停滞の長期化を示唆しそうだ。

エコノミストによれば、居住用不動産市況の回復は当面見込めず、不動産 価格下落と住宅融資基準厳格化が消費減退につながると予想される。米金融当 局は8月に入って、サブプライム(信用力が低い個人向け)住宅ローンの債務 不履行(デフォルト)問題や株安の影響で、景気下振れリスクが拡大している との認識を示した。

IDEAグローバルの米国担当チーフエコノミスト、ジョゼフ・ブルスラ ス氏は「住宅セクターが低調な状況は長期化しており、来年も続きそうだ」と 指摘。「新築、中古住宅とも在庫が多過ぎる。サブプライム危機で買い手が市 場から消えた」と話した。

中古住宅販売件数は、全米不動産業者協会(NAR)が午前10時(ワシ ントン時間)に発表する。ブルームバーグ調査での予想レンジは550万-600 万戸。