上海銅:上昇-7月の米新築住宅販売が予想上回り、需要減懸念が緩和

27日の上海銅先物相場は上昇している。米 商務省が24日に発表した7月の米新築一戸建て住宅販売が予想を上回ったこと から、景気減速により米国の銅需要が後退するとの懸念が緩和された。米国は中 国に次ぐ世界2位の銅消費国。

7月の米新築一戸建て住宅販売は前月比2.8%増の年率換算87万戸と、6月 の修正値である84万6000戸を上回り、ブルームバーグがエコノミストを対象に 実施した調査の予想最高値も上回った。このため、米国でサブプライム(信用力 の低い個人向け)住宅ローン関連の損失が出たことにより景気が減速し、原料需 要が鈍化するとの見方が後退した。

上海南都フューチャーズのアナリスト、曽超氏は27日付リポートで「米国 のサブプライム問題が沈静化し、銅市場への影響が抑制されるとの見方が広がっ ているため、現在の値固め局面を経た後は、銅相場は上昇傾向を維持するだろ う」との見通しを示した。

上海先物取引所の銅先物相場11月限は、前週末比最大1600元(2.5%)高 の1トン当たり6万6110元。上海時間午前10時31分現在、2.1%高の6万5860 元で取引されている。また、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOME X部門の銅先物相場12月限は、上海時間午前10時32分現在、前週末比0.5%高 の1ポンド当たり3.365ドル。先週は、週間ベースで6.4%上昇し、4月以降で 最大の上昇率を示した。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は27日、バンク ホリデーの祝日で休場。24日は前日比0.9%高の1トン当たり7315ドルだっ た。