NY原油(24日):1ドル超の大幅高、堅調な米統計で需要懸念が緩和

ニューヨーク原油先物相場は続伸。バレ ル当たり1ドル以上と、今月に入って最大の値上がりだった。午前に発表され た米経済統計が景気の強さを示す内容だったことから、市場ではローン問題が 経済成長や石油需要を損ねるとの懸念が緩和された。

米商務省の発表によると7月の新築住宅販売は市場予想に反して前月比で 増加した。また7月の耐久財受注は前月比で6%近く増加した。

MFグローバル(ニューヨーク)のエネルギー担当バイスプレジデント、 マイケル・フィッツパトリック氏は、「住宅販売と耐久財受注の統計内容は信 用収縮前の経済が健全だったことを明らかに示した。景気減速があろうとも、 それが需要減少となって反映されるには数カ月もしくは数年かかるだろう」と 語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物10月限は 前日比1.26ドル(1.80%)高の1バレル=71.09ドルで終了した。原油相場は 週間ベースでは1%下落、ここ1年間では1.8%下落した。