PIMCOグロス氏:ゴールドマンなど金融機関の社債購入-利回り魅力

債券ファンド最大手、米パシフィック・イ ンベストメント・マネジメント(PIMCO)の投資責任者ビル・グロス氏は 23日、インタビューに応じ、米ゴールドマン・サックス・グループやメリルリ ンチなどの金融機関の社債を購入していることを明らかにした。利回りが上昇 し、妙味のある水準に達したと説明した。

PIMCOトータル・リターン・ファンド(運用資産1030億ドル=約11 兆9500億円)を運用するグロス氏は、金融機関の社債のなかには利回りが6% 超に達したものもあり、買いを促す水準だと語った。

同氏は「利回りが魅力だ」と述べた。グロス氏は米銀バンク・オブ・アメ リカやドイツ銀行、クレジットカードのアメリカン・エキスプレス(アメック ス)債も購入しているという。

クレジット・デフォルトスワップ(CDS)が示す金融機関社債の保有リ スクは今月、米国のサブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン危機を 背景に急上昇した。これらのCDSのなかにも有望な投資先があるとグロス氏 は述べた。

ゴールドマンが23日に起債した25億ドルの10年債の利回りは6.25%だっ た。ブルームバーグ・データによると、7カ月前に発行された格付けのより低い 同様の社債の利回りに比べ61ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)高い。