米連銀窓口貸し出し:この1週間は12億ドル-01年9月以来の高水準

米連邦準備制度が23日発表したところによ ると、米地区連銀の窓口貸し出しのこの1週間の利用額は前週に比べ11億9000 万ドル(約1380億円)増え、平均12億ドルとなった。大手米銀が信用市場の 資金逼迫(ひっぱく)解消に向けた米金融当局の政策に協力し、窓口貸し出し を利用した。

先週の平均貸出額は米同時テロ事件のあった2001年9月以来で最大。前週 は1100万ドルだった。米金融当局は17日に公定歩合を0.5ポイント引き下げ

5.75%とし、銀行に窓口貸し出しの活用を呼び掛けた。

貸し出しの伸びは、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を引き下 げることなく信用収縮を収拾しようとする当局の姿勢への信頼上昇につながる ものとみられる。米銀大手4行は22日、合計で20億ドルを借り入れ、当局の 政策への支持を表明した。

連銀窓口貸し出しが利用できるのは預金金融機関のみ。22日までで貸出額 が大きかったのはリッチモンド連銀とニューヨーク連銀で、それぞれ10億ドル だった。