NY原油(23日):反発、需要懸念が後退-信用収縮の影響限定に期待

ニューヨーク原油先物相場は反発。米サ ブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連の損失が世界的な景気減 速につながり、ひいてはエネルギー需要を損ねるとの懸念が後退した。

米住宅ローンのカントリーワイド・ファイナンシャルが新規資金を獲得し たことから、投資家の間では信用収縮による影響は限定されるとの見方が広が った。ニューヨークの原油相場は8月1日に記録したバレル当たり78.77ドル の取引中最高値から12%下落した。

BNPパリバ・コモディティー・フューチャーズ(ニューヨーク)の石油 ブローカー、トム・ベンツ氏は、「金融市場は回復しており、それがエネルギ ー市場にも広がっているようだ。信用問題の懸念が和らいだならば、景気は拡 大を続け、エネルギー需要が拡大するという理論だ」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物10月限は 前日比57セント(0.82%)高の1バレル=69.83ドルで終了した。原油相場は 過去1年間で2.7%下落した。