アジア株:3日続伸、米利下げ観測高まる-金融政策に期待感

22日のアジア株式相場は3日続伸。米金融 当局が信用不安を和らげ国内需要を支えるため、利下げに踏み切るとの観測が 強まった。

エルピーダメモリや韓国のポスコが高い。増益見通しを示したオーストラ リアの製薬会社CSLも高くなった。日本市場では、ゴールドマン・サックス による投資判断引き上げを好感し、ヤフーが買われたのが目立った。

NH-CAアセット・マネジメント(ソウル)で21億ドル相当の運用に携 わるキム・ヨンジュン氏は、「各中央銀行は投資家に対し問題がいかに深刻で あるか認識していることを示しており、さらなる行動を取る準備をしている。 これが投げ売りに歯止めをかけるのに役立っている。時間はかかるだろうが、 火は消されるだろう」と述べた。

モルガン・スタンレー・キャピタル・インナーナショナル(MSCI)ア ジア太平洋指数は日本時間午後3時36分現在、前日比0.3%高の144.84。

中国本土市場のCSI300指数は初めて5000を突破し終了。中国人民銀行 は前日、今年4回目の利上げの実施を発表した。日経平均株価の終値は前日比 70銭安の1万5900円64銭。フィリピンと台湾を除きアジア地域の大半で主 要株価指数が高くなった。

米上院銀行住宅都市委員会のドッド委員長(民主党、コネティカット州) は21日、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が信用力の低い個人 向け住宅融資(サブプライム)問題に揺れる金融市場に安定を取り戻すため、 「権限内のすべての手段」を行使する意向を表明したと述べた。同委員長はワ シントンでバーナンキ議長らと会談した後に記者団に明らかにした。