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さが美株は急落、中間期無配で期末も未定に-呉服事業の不振が直撃

呉服・宝飾品の専門店チェーンを手掛ける さが美の株価が急落し、2000年5月中旬以来、約7年3カ月ぶりの安値水準に 落ち込んだ。同社は前日に中間配当金を無配にするなどと発表。先週14日には 呉服需要の縮小傾向から通期業績見通しを大幅に下方修正しており、業績の先行 き不透明感から売り圧力が強まった。

午前10時36分現在の株価は、前日比30円(11%)安の244円。出来高は 2万8000株と、前日の1万4000株をすでに大きく上回っている。

同社は5円を見込んでいた中間配当金は無配に、同じく5円を見込んでいた 期末配当金は未定とする。期末配当金に関しては、業績の動向を確認の上、後日 発表するとしている。前期の実績は中間5円、期末5円だった。

同社は14日、通期(08年2月)業績予想の下方修正を発表した。当期純損 益は29億円の赤字に落ち込む見通しだ。従来予想はゼロ円だった。前期は51億 6500万円の赤字。主力の呉服の需要が低迷するなか、販売単価の下落傾向が続 き、採算が悪化。発表資料によると「店頭販売の強化を図るために商品構成の変 更、新規商品の投入を進めているが、粗利益率の改善までにはいたっていない」 という。

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