8月のロンドン住宅価格、1年ぶり下落-高金利でブーム沈静化の兆し

英最大の不動産フェブサイト、ライトムー ブの20日の発表によると、ロンドンの住宅価格は8月に1年ぶりに下落した。 高金利で英国の不動産ブームが沈静化しつつある兆しが示された。

ライトムーブによると、ロンドンの住宅売却希望価格の平均は7月に比べ て0.1%下落し、39万4268ポンド(約8912万円)。値下がりは2006年8月以 来。同調査は、8月11日までの4週間に売却希望リストに掲載された物件約15 万戸を対象とした。

イングランド銀行の金融政策委員会(MPC)は今月2日に政策金利を6年 ぶりの高水準に据え置いた際、国内住宅市場には「軟化の兆候」が見られると指 摘していた。金融機関関係者などからの旺盛な需要で高騰してきたロンドン住宅 市場では、世界的な金融市場の混乱を受け、買い手の自信が揺らぐ可能性もあ る。

ライトムーブのコマーシャルディレクター、マイルズ・シップサイド氏はイ ンタビューで、「今の株式市場の混乱が収束するまでは、住宅市場にもリスクが ある。来年は、間違いなく減速するだろう」と予想した。