今年のECB利上げ予想撤回、金融市場の混乱で-ドイツ銀とコメルツ銀

ドイツ銀行とコメルツ銀行は20日、金融 市場の混乱を理由に、欧州中央銀行(ECB)が年内に政策金利を引き上げる ととした従来の予想を撤回し、4%で据え置くとの見通しを示した。

JPモルガン・チェースとバークレイズ・キャピタル、クレディ・スイ ス・グループは先週、9月利上げ見通しを撤回している。一方、ゴールドマ ン・サックスは9月の利上げが最後になると見込んでいる。

クレディ・スイスのエコノミスト、ネビル・ヒル氏(ロンドン在勤)は、 「ECBは9月に利上げ見送りを選び、相場が落ち着くのを待つだろう。金融 市場が近く正常化し、実体経済への影響が限られたものになりそうな場合には、 ECBは第4四半期に金融引き締めを再開する可能性がある。そうでなければ、 現状維持だろう」と語る。