テンプルトンのモビアス氏:新興市場は「パニック売り」-銀行おじけづく

テンプルトン・アセット・マネジメントで 300億ドル(約3兆4800億円)相当を運用するマーク・モビアス氏は16日、新 興市場(エマージング・マーケット)株について以下のようにコメントした。

◎新興市場株について:

「パニック売りが起こっている」

「多数のヘッジファンドの問題や大量の悪いニュースが出る一方で、良い ニュースはほとんどない状態のおかげで、手に負えない状態になっている」

「さまざまな問題が積み重なり始めた。月600億ドルのイラク戦費に加え 住宅市場危機、そして流動性危機だ」

「米国からは大量の悪いニュースが出てくる。新興市場は輸出への依存が 大きいため、多数の市場で全般的に悲観的なムードが広がってしまった」

「銀行はおじけづき始めている。米国の状況を受けて、銀行は運用者らに 売るように圧力をかけ始めた」

「売りを強制された運用者は、現金と米国債に逃避している」

「その間、他の投資家は様子を見ている」

◎最近購入したものについて:

「資金を無駄にせず投資したいし、割安なものを拾いたい。幾つかの好機 が見られる」

モビアス氏は韓国と南アフリカ共和国の株を買っていると述べた。

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