8月米フィラデルフィア連銀指数:製造業が拡大停止、ゼロに低下(3)

米フィラデルフィア連銀が16日に 発表した8月の同地区の製造業景況指数は0.0と前月の9.2から低下し た。ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト調査の予想中央 値(8.6)も下回った。同指数のゼロは景況感の拡大と縮小の境目を示す。 受注や販売の減速などが影響した。

8月の米フィラデルフィア連銀景況指数は、15日に発表された8月 のニューヨーク連銀製造業景況指数や7月の米鉱工業生産指数とは対照 的な内容となった。ニューヨーク連銀地区の製造業景況指数は予想を上 回った。

スコシア・キャピタル(トロント)のエコノミスト、メニー・グロ ーマン氏は「米製造業部門は引き続き力強いが、慎重に構えたほうがよ い」と指摘。さらに、「個人消費が既に軟調となっているなか、景気拡 大は企業経済にかなり依存している」と語った。

項目別でみると、雇用指数は21.2と、前月の4.1から大幅上昇。一 方、新規受注は7.1(前月11.3)に低下した。出荷は12.4と前月の

20.3から低下した。

仕入れ価格指数は15.4(前月28.1)に低下。販売価格は6.8(前月

8.8)へ低下した。在庫指数はマイナス4.8と、前月の0.8からマイナス に転じた。

フィラデルフィア連銀の6カ月先の見通しを示す予想指数は36.2 (前月30.4)に上昇した。

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