7月米住宅着工:前月比6.1%減の138万戸、97年以来の最低(2)

米商務省が16日に発表した7月の住宅 着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比6.1%減の138万 1000戸と、10年ぶりに140万件を割り込んだ。水準は97年1月(135万 5000戸)以来の最低。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予 想中央値(140万戸)も下回った。6月は147万戸と、速報値の146万7000 戸から上方修正された。

先行指標となる7月の住宅着工許可件数は2.8%減の137万3000戸と、 1996年10月以来の低水準となった。6月は141万3000戸(速報値は140 万6000戸)だった。許可件数のエコノミスト予想は140万戸だった。

FTNファイナンシャルのマーケットアナリスト、リンゼー・ピエグザ氏 は「最も積極的な住宅建設業者でさえ、現状では新たな建設計画を始めるのに は二の足を踏むだろう。住宅価格の下落や住宅需要の低迷、住宅ローンの供給 減少が住宅建設に重くのしかかる状態が続きそうだ」と述べた。

一戸建て住宅の着工件数は7.3%減の107万戸。集合住宅は1.6%減の 31万1000戸。

地域別では南部の着工件数が11%減と、落ち込みが最も大きく、西部が

3.7%減でそれに次いだ。北東部は1.3%減。一方、中西部は2.6%増加した。