米カントリーワイド株終値13%安、メリルによる破たん可能性言及で

米住宅金融最大手カントリーワイ ド・ファイナンシャルの株価は15日のニューヨーク市場で前日比13% の大幅安で引けた。米証券大手メリルリンチがこの日、米住宅金融最大 手カントリーワイド・ファイナンシャルの株式投資判断を「買い」から 「売り」に引き下げたことが嫌気された。メリルはまた、カントリーワ イドの短期資金へのアクセスが閉ざされれば、経営破たんに陥る可能性 が高いと指摘した。

メリルのアナリスト、ケネス・ブルース氏(サンフランシスコ在 勤)は調査リポートで、「流動性の重要性は軽視できない」と指摘。さ らに、カントリーワイドの債権者が同社に下落した価格での資産売却を 強要するか、投資家が同社の資金調達能力への信頼を失うという事態に なれば、経営破たんに陥るとの見方を示した。

ブルームバーグのデータによると、同氏はカントリーワイドの株式 投資格付けを2005年4月以来「買い」としていた。

同氏はまた「引き続き、カントリーワイドは流通市場の不安定な時 期を乗り切ることができるだろう」とした。その上で、「しかし、株主 利益を維持するために取る措置は高くつく見込みで、株価の一段安につ ながる可能性がある」と指摘した。

カントリーワイド株価の15日終値は前日比3.17ドル(12.96%)安 の21.29ドル。

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