NY原油(15日):3日続伸、熱帯性暴風雨を警戒-石油施設にリスク

ニューヨーク原油先物相場は続伸。

1.3%高と7月31日以来、約2週間ぶりの大幅な上げとなった。熱帯性暴風 雨「ディーン」がハリケーンに発達し、メキシコ湾岸地域の海底油田プラット フォームや製油所、パイプラインに被害をもたらす可能性を意識し、買いが膨 らんだ

米国立ハリケーンセンターによると、ディーンは風速が時速60マイル (97キロメートル)に近づいており、16日にも大西洋上で今シーズン初めて のハリケーン(風速74マイル以上)に勢力を強める可能性がある。現在はカ リブ海に向かっており、その後メキシコ湾に入る恐れもある。米エネルギー省 が発表した週間在庫統計で原油在庫が予想以上に減少したことも買いを誘った。

PFCエナジーのエネルギー市場アナリスト、デービッド・カーシュ氏は ディーンについて「今がハリケーンシーズンたけなわであり、被害が出る可能 性があることを市場参加者に再認識させている。今週は在庫よりも天候の方が 大きな材料になるだろう」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引される原油先物9月限は前 日比95セント(1.3%)高の1バレル=73.33ドルで終えた。過去3カ月で は16%上昇している。

ハリケーンセンターによると、別の熱帯性暴風雨「エリン」がメキシコ湾 で発生し、米中部時間午後1時現在、テキサス州コーパスクリスティの東、約 260マイル(約418キロメートル)の地点にある。

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