上海銅先物相場:下落-世界的株安で需要後退懸念が再燃

15日の上海銅先物相場は下落している。 世界的な株安により、景気が減速し銅需要が後退するとの懸念が再燃した。

アジアの株式相場は3カ月ぶりの安値となっている。米サブプライム(信 用力の低い個人向け)住宅ローン関連の損失をきっかけに信用収縮が加速し、 消費後退や景気減速につながるとの懸念から、世界の株式市場では3兆3000 億ドル(約385兆円)を超える時価総額が失われている。

経易フューチャーズ(北京)のアナリスト、李建東氏は15日のインタビ ューで「株式市場の変動性の高さが波及し、金属の市場心理は非常に弱くなっ ている」と指摘。「投資家らは、次の動きを決める前に、ロンドンの銅相場が 1トン当たり7000ドルまで下落することを心から望んでいる」との見方を示 した。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午 後1時15分現在、前日比0.5%安の1トン当たり7375ドル。上海先物取引所 の銅先物相場10月限は、前日比で一時1.6%安の1トン当たり6万3940元。 前場の取引終了時点では前日比1.3%安だった。