邦銀社債の保有リスク高まる、米サブプライム損失-CDS取引が示唆

日本の大手銀行が発行した社債を保有する リスクが上昇している。三菱UFJフィナンシャル・グループと三井住友フィ ナンシャルグループが米国の信用力が低い個人向け(サブプライム)住宅ロー ン関連の損失を明らかにしたことに反応した。

メリルリンチによれば、三菱UFJとみずほフィナンシャルグループ、三 井住友の社債に関連したクレジット・デフォルトスワップ(CDS)スプレッ ドは15日、7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大し62bpとな った。

損保ジャパン・グローバル運用部の黒田泰則グループリーダーは、投資家 が依然として邦銀のサブプライム関連の損失について明確に全体像を把握でき ないでいると指摘した上で、こうした不透明感がCDSの保証料上昇につなが っていると述べた。

メリルによれば、三菱東京UFJ銀行とみずほコーポレート銀行、三井住 友銀行のドル建て劣後債を基にしたCDSスプレッドは7bp上昇し62bp。