ゴールドマンCEO:ロシア連邦外国貿易銀に謝罪「売り」-判断について

米証券会社ゴールドマン・サックス・グル ープのロイド・ブランクフェイン最高経営責任者(CEO)は、ロシア連邦外 国貿易銀行(VTB)のアンドレイ・コスティンCEOに対し、アナリストが VTB株の投資判断を「売り」としたことについて謝罪した。VTBの広報担 当者が14日、明らかにした。ゴールドマンは3カ月前のVTBの新規株式公開 (IPO)で、引き受けを務めていた。

ゴールドマンのロンドン在勤アナリスト、ジャーネジュ・オマヘン氏は先 週、VTBの投資判断を「セル(売り)」で開始し、リポートで「より有望な 銘柄がほかにある」と指摘した。VTBの広報担当者セルゲイ・コピトフ氏に よると、ブランクフェインCEOはコスティンCEOに電話をかけ、オマヘン 氏と「同じ見方はしていない」と伝えた。ロシア紙コメルサントは先に、ブラ ンクフェインCEOの発言について報じていた。

今回の一件は投資銀行部門から独立した調査リポートを出すことを求める 米国内の規制と、新興市場で顧客を獲得する必要性の間で、米投資銀行が苦慮 している現状を浮き彫りにした。ロシア事業で出遅れているゴールドマンは、 「巨大な可能性」を秘めたロシア市場での商機を探るため、今年モスクワでバ ンカー25人を増やす方針だ。