アジア株:3カ月ぶり安値、消費や信用市場への懸念で-銀行株安い

15日のアジア株は下落し、3カ月ぶりの 安

値となった。米国の信用力が低い個人向け(サブプライム)住宅ローン関連の 損失を明らかにした三菱UFJフィナンシャル・グループと三井住友フィナン シャルグループが下げを主導した。

両銘柄はともに2年ぶり安値。トヨタ自動車と、ショッピングセンターを 保有するオーストラリアのウエストフィールド・グループは小売り最大手の米 ウォルマート・ストアーズの業績見通し下方修正を受け、米国の需要後退への 懸念から売られた。

バンクインベスト・グループ(シンガポール)でアジア株運用に携わるス ー・イセン氏は「これが本物の景気下降の引き金になるとみる弱気派が増えて いるようだ」として、「リスクは過去数年にパッケージし直され、銀行間で取 引されてきた。このため、投資家は誰がリスクを抱えているのか見極められな い」と話した。

モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)ア ジア太平洋指数は日本時間午後3時46分現在、前日比2.3%安の145.78。この まま終了すれば5月1日以来の安値となる。

日経平均株価は3日ぶりに反落し、2.2%安。オーストラリアのASX200 指数は3%安。インドネシア株も大きく下げている。韓国市場とインド市場は、 祝日のため休場。

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