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ブックオフ株が急落、ネット販売の先行投資かさむ-業績下振れを警戒

中古書籍販売を手掛けるブックオフコーポ レーションの株価が一時、前日比188円(12%)安の1401円と急落し、約2カ 月ぶりの安値水準に沈んだ。中古本のインターネットでの販売に向けた先行投 資が膨らんだ上、人件費や地代家賃などの費用も増加して利益を圧迫しており、 通期業績の達成が難しいと警戒された。

ブックオフが13日発表した第1四半期(2007年4-6月)の連結業績は営 業利益が前年同期比33%減の5億1900万円。インターネットで中古本の販売に 向けた初期投資費用の計上や、ブックオフ店舗の商品の在庫処分により利益が 圧縮した。売上高は同6.6%増の117億7100万円、純利益は同54%減の1億7800 万円にとどまった。

会社側は中間期(07年9月期)、通期(08年3月期)の業績予想を据え置 いた。通期売上高は前期比14%増の525億円、営業利益は同22%増の41億円、 純利益は同16%増の22億円と2けたの増収増益を計画。ブックオフ事業が引き 続き好調、ポイントカードの変更に伴う引当金戻り益が発生すると見込む。

ただ市場では、「第1四半期の業績が落ち込んでおり、通期業績の下方修 正の可能性が高そうだ。オンライン事業は今後伸びる可能性があるが、給与手 当や地代家賃などの費用が膨らみ、業績の大幅な回復は見込みにくい。株価は 5月18日に記録した1309円まで下落するだろう」(SMBCフレンド証券投資 情報部の大川恵司次長)と、株価の先行きを懸念する声が聞かれる。

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