スイスのUBS4-6月:1年ぶり四半期増益-純利益56.2億フラン

欧州最大の銀行、スイスのUBSが14日 発表した2007年4-6月(第2四半期)決算は、四半期ベースで1年ぶりの増 益となった。資産売却益や富裕層の顧客資産運用手数料が寄与した。

発表資料によれば、純利益は56億2000万スイス・フランと、前年同期の 31億フランから拡大。同利益はジュリアス・ベア・ホールディング株の売却益 19億フランを含み、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト7人の予 想中央値(48億フラン)を上回った。

UBSはまた、今年7-12月(下期)の利益が前年同期を下回る見通しも明 らかにした。同行は発表文で「市場は現在、非常に変動が激しく、予測するの が通常に比べて一層困難になっている」とし、「現在の荒れた状況が今四半期 の間継続すれば、UBSは投資銀行部門で非常に弱い取引結果を見ることとな り、それは予見できる富裕層向け資産運用の収益によって相殺されることとな るだろう」と指摘した。