米ファニーメイとフレディマック株が下落-資産購入上限が据え置きで

13日の米株式市場で、米住宅金融大手のフ ァニーメイ(米連邦住宅抵当金庫)の株価が3.5%安となった。信用収縮の緩 和に向けて、ファニーメイが住宅ローン債権の購入枠を720億ドル(約8兆 5170億円)拡大することを、ブッシュ政権が容認しない姿勢を示したことが手 掛かり。

ファニーメイの株価は前週末比2.34ドル安の64.12ドル。同業のフレデ ィマック(米連邦住宅貸付抵当公社)は43セント安の61.52ドル。

ファニーメイのダニエル・マッド最高経営責任者(CEO)は10日、資産 購入上限の10%引き上げを求めたと説明していた。民主党議員らも、住宅ロー ン焦げ付き増加で投資家が住宅ローン関連市場から撤退した影響をファニーメ イやフレディマックが穴埋めすることを容認すべきだと主張していたが、米連 邦住宅公社監督局(OFHEO)はこうした圧力に屈しない姿勢を示した。

JPモルガン・チェースのアナリスト、ジョージ・サッコ氏は「市場が依 然として引き締まり状態にある場合、両社が最終的に介入を求められる可能性 をわれわれは完全には排除できない」と指摘した。

ファニーメイは2005年12月末時点の資産水準である7272億ドルが、ポ ートフォリオの上限となっている。