1世帯あたりのマイカー普及台数が初の減少-登録車販売の不振響く

今年3月末時点の1世帯あたりのマイカー の普及台数が初めて前年を下回ったことが、自動車検査登録情報協会(自検協) の調査で明らかになった。それによると1世帯あたりの自家用乗用車の普及台数 は1.107台で前年を0.005台下回った。この調査は1975年に始まり、去年まで 毎年過去最高を更新していたが、今回途絶えた。新車販売の不振で登録車の保有 台数が減少したのが響いた。

自検協の集計によると、今年3月末時点の自家用乗用車保有台数は前年比

0.7%増の5723万6620台と前年を上回ったものの、世帯数が同1.2%増の5171 万3048世帯と保有を上回る伸びとなったことで、1世帯あたりのマイカーの普 及台数は1.107台に減少した。

初の減少となったことについて自検協は、登録車の新車販売が29年ぶりの 低水準となり、登録車の保有台数が4195万5669台と前年に比べて約52万台減 少したことが要因としている。一方、軽の保有台数は1528万951台と前年に比 べて約93万台増えた。この結果、自家用乗用車のうち軽の占める割合は26.7% と前年25.3%から1.4ポイント上昇した。

都道府県別の世帯あたりの普及台数をみると、最も台数が多かったのは福井 県の1.766台で、以下、富山県(1.734台)、群馬県(1.695台)、岐阜県 (1.693台)、山形県(1.659台)の順。一方、最も少なかったのは東京都の

0.521台で以下、大阪府(0.719台)、神奈川県(0.801台)、京都府(0.912 台)、兵庫県(0.966台)となった。