鳩山民主幹事長:ISAFへの後方支援も検討-アフガン支援

民主党の鳩山由紀夫幹事長は10日午後、党 本部での定例記者会見で、アフガニスタンでのテロとの戦いに対する日本の国 際貢献策として、インド洋での給油支援に代わり、アフガン本土で展開されて いる国際治安支援部隊(ISAF)への後方支援も含めて民主党としての対策 を検討する考えを表明した。秋の臨時国会までに方向性を議論するという。

この中で、鳩山氏は「今のようなテロ対策ではなくて、もっとアップグレ ードされたテロ対策があるのではないか。平和を構築するための協力を前向き に考えて支援すべきではないか」と指摘。テロ対策特別措置法に基づく海上自 衛隊による米艦船などへの給油支援については「燃料を受けた国々にとっては ありがたいが、カルザイ大統領と会ったときも、感謝の言葉はなかった。もっ と効果的なものを考えるべきだ」と述べ、十分な効果を挙げていないとの認識 を示した。

給油より危険な行動を検討するのかとの質問に対しては、「ISAFの行 動では、カナダでも60人亡くなっている。国際的な協力となれば、燃料補給よ りも危険を伴う。今すぐにわたくしどもとして行動すべきだと結論づけること は簡単ではない。ただ、そうでなくても後方支援の在り方など協力の仕方はあ る」と述べ、ISAFへの後方支援などを検討する考えを示した。

その上で、「これから(秋の)臨時国会が始まるまでに、わが党としての方 向性をかなり議論する。多くの議員が集まるのは9月に入ってからなので、次 の臨時国会が始まってから、部門会議をして結論が出れば次の内閣で最終的に 取りまとめる」と述べた。