日野自株は01年来の下げ、ダイハツも急落-ヘッジファンド売り観測

日野自動車の株価が商いを伴って急落。一時、 87円(11%)安の703円を付け、1カ月半ぶりの安値水準に沈んだ。午前10時 36分現在の出来高は743万株まで膨らみ、過去1年間の1日当たり平均出来高 に対し、すでに2.7倍に達した。また、同じトヨタグループのダイハツ工業も大 幅続落し、市場ではヘッジファンドが整理売りを出しているとの見方が浮上して いる。

9日の取引で日野自株は売り気配で始まり、午前9時18分に40円 (5.1%)安の750円で寄り付いた。9時半過ぎには下落率が11%に達し、2001 年11月30日以来の大幅な下げとなった。ダイハツ株も一時、109円(9.2%) 安の1080円をつけ、6月28日以来の1100円を割り込んだ。

SMBCフレンド証券投資情報部の松野利彦次長は、「ヘッジファンドの手 じまいがあるのかも知れない。その一環で、日野やダイハツが売られている可能 性がある。サブプライムの損をカバーしようとしているのかも知れない」とコメ ントした。

また、大和証券SMBCエクイティ・マーケティング部の高橋和宏部長は、 「ヘッジファンドがポジションを調整、または解約絡みなのではとの噂は聞いて いる」としている。